こんにちは、SORAです!
どんな資格試験も同じですが、試験に合格するためには暗記は欠かすことができません。
そして衛生管理者免許試験も同様で、今まさに学習を進めている人の中には苦労している方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、暗記の必要な語句などの暗記方法(覚え方)をご紹介します。
今回ご紹介する覚え方には、覚えやすくするためのこじ付けなどSORA独自の覚え方が含まれており、本来の意味、内容などと異なることがありますので、その点ご理解頂くとともにご注意願います。
この記事がおすすめな人!
・頻出語句を知りたい人
・暗記の苦手な人
・暗記のコツを知りたい人
・血漿に含まれるタンパク質が覚えられない人
それでは第1回目の暗記対策では、確実に覚えたい語句を、労働生理の分野から血液中の液体成分の血漿に含まれるタンパク質から取り上げます。
今回取り上げる単語は、「アルブミン」、「フィブリン」、「フィブリノーゲン(フィブリノゲン)」、「グロブリン」の4つです。
Contents
アルブミン(albumin)
それでは早速、血液の液体成分(血漿)中に含まれるたんぱく質「アルブミン」について、覚え方を確認してみましょう。
説明は、「最終的に覚えたい内容」→「補足情報」→「覚え方」の順で進めて行きます。
最終的に覚えたい内容
《最終的に覚えたい内容》
アルブミンの機能は、血液浸透圧の維持で、血漿中(血液中の液体成分)の水分が血管から組織に漏れ出さないようにすること。
補足情報
覚える語句などに印象を付けるための情報です。
試験には、出題されないとは思いますが覚える語句などがイメージしやすくなります。
《補足情報》
・広く動植物に分布する単純タンパク質
・血漿たんぱくの約6割を占める
・ラテン語のalbumen(卵白の意)に由来
覚え方①
アルブミンにイメージを与える
アルブミンはラテン語のalbumen(卵白の意)に由来しており、卵白(卵の白身)に含まれるタンパク質の主成分はアルブミンである。
↓↓↓具体的イメージ付け
アルブミンは卵白に含まれる代表的なタンパク質だ!
覚え方②
アルブミンの機能のこじ付け
アルブミンの機能(血液浸透圧の維持)を、アルブミンの「アル」と血漿中(血液中の液体成分)の水分を保つ(有る→アル)をこじ付けて覚える。
↓↓↓こじ付け
アルブミンの「アル」、何がアル? → 水が「有る」 → 血液浸透圧の維持
※これがこじ付けです。
まとめ アルブミンの覚え方
アルブミンは卵白に含まれる代表的なタンパク質だ!
そして、アルブミンには血漿中の水分をアル(保つ)ようにする機能(血液浸透圧の維持)がある。
と覚えてみてはいかがでしょうか。
フィブリノーゲン
フィブリン
続いて、血液凝固作用で止血の機能の一部を担うフィブリノーゲン(フィブリノゲン)とフィブリンです。
最終的に覚えたい内容
フィブリノーゲンがフィブリンに変化し血液を凝固させることで、止血機能の一部を担っている。
補足情報
覚える語句などに印象を付けるための情報です。
《補足情報》
・フィブリン(fibrin)の語源は、ラテン語の「fibra」(繊維、糸)に由来している。
・繊維の意味を表す英語のfiber(ファイバー)も、同じラテン語の「fibra」に由来している。
・フィブリンは、繊維状タンパク質
覚え方①
フィブリンと繊維の関連付け
・フィブリンは繊維(fiber)と関連がある。
・フィブリン(繊維状タンパク質)は、止血の役割の一部を担っている。
↓↓↓
フィブリンだけが止血の働きをしているわけでは無いですが、
フィブリン(繊維状タンパク質)が傷口を塞ぐ様子をイメージして、血液の凝固に関連付けて覚えてはいかがでしょうか。
覚え方②
フィブリノーゲンと繊維素原(日本語名)との対応関係と、変化(血液の凝固)の過程のこじ付け
・フィブリノーゲンと繊維素原(日本語名)を、語尾の「げん」つながりで同じものと覚える。
・フィブリノーゲンが変化し繊維状タンパク質のフィブリンになるが、
「原(げん)」は「もと」の意味があるので、変化(血液の凝固)の過程で先になると覚える。
まとめ フィブリノーゲンとフィブリンの覚え方
①フィブリンは繊維(fiber)と関連がある。
そして、フィブリン(繊維状タンパク質)は、止血(血液の凝固)の役割の一部を担っている。
②フィブリノーゲンとフィブリンのどっちが変化の前かは、フィブリノーゲンの「ゲン」と繊維素原(日本語名)の「原(げん)」に着目して、こっちが原(もと=先)
と覚えてみてはいかがでしょうか。
グロブリン(guroburin)
最後に、免疫機能の1つを担うグロブリンです。
ちなみに、グロブリンは学習の中では、血球の免疫機能のところでも登場しますので、この段階であわせて覚えてしまう方が効率が良いです。
最終的に覚えたい内容
グロブリンは、免疫反応の1つの体液性免疫に関与していて、免疫グロブリンと呼ばれる。
補足情報
覚える語句などに印象を付けるための情報です。
《補足情報》
グロブリンは、「労働生理>血液>血球」のところでも登場します。
・免疫グロブリンは、リンパ球が細菌やウイルス等の異物を抗原と認識し、その認識した特定の抗原に対してだけ反応する抗体としてBリンパ球から生産される。
・抗体が抗原に結び付き、抗原の働きを抑える。(体液性免疫)
まとめ グロブリンの覚え方
覚え方が思いつかなかったので、SORAはそのまま機能と名称を合わせて、「免疫グロブリン」と覚えてました。
機能(免疫 )+ 名称(グロブリン) → 免疫グロブリン
まとめ
今回の記事では、「衛生管理者免許試験のための暗記対策」を取上げました。
初回は、労働生理のカテゴリーから血液中の液体成分の血漿に含まれるタンパク質の覚え方でした。
今回のポイントをまとめると次の通りです。
まとめ |
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✔アルブミンの覚え方 アルブミンは卵白に含まれる代表的なタンパク質で、血漿中の水分をアル(保つ)ようにする機能(血液浸透圧の維持)がある。 |
✔フィブリン、フィブリノーゲン(フィブリノゲン)の覚え方 ①フィブリンは繊維(fiber)と関連がある。 そして、フィブリン(繊維状タンパク質)は、止血(血液の凝固)の役割の一部を担っている。 ②フィブリノーゲンとフィブリンのどっちが変化の前かは、フィブリノーゲンの「ゲン」と繊維素原(日本語名)の「原(げん)」に着目して、こっちが原(もと=先)だと覚える。 |
✔グロブリンの覚え方 グロブリンは、免疫反応の1つの体液性免疫に関与していて、免疫グロブリンと呼ばれる。 機能(免疫)+名称(グロブリン)をそのままくっ付けて、「免疫グロブリン」と覚える。 |
以上、衛生管理者免許試験の暗記対策の第1回目でした。今回は、労働生理から血液中の血漿に含まれるタンパク質の覚え方をご紹介しました。
ちなみにこの覚え方はSORAが実際に覚えた方法だったのですが、少しは役に立ちそうでしょうか?
今回の覚え方はイメージ付けがメインでしたが、SORAの個人的な考えではイメージは記憶の定着の重要な要素だと思っています。
少々無理がある覚え方もあるかもしれませんが、今後も皆さんの暗記学習の一助になりますよう頻出テーマを取り上げていきたいと考えております。
なお、冒頭でもお伝えした通り、今回ご紹介した覚え方には、覚えやすくするためのこじ付けなどSORA独自の覚え方が含まれており、本来の意味、内容などと異なることがありますので、その点ご理解頂くとともにご注意願います。
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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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