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衛生管理者の免許の取得にかかるコストの詳しい解説はこちら!

衛生管理者免許を取得するまでにかかる費用はいくら? 衛生管理者試験・免許
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こんにちは、SORAです!

今回は、衛生管理者試験の学習から免許を取得するまでにかかるコストについて解説します!

実際、お金の掛かり具合は、学習の進め方や受験申請手続のやり方によって異なります。

具体的には、学習を独学で進めるのかあるいは講座を受講して進めるのか、さらに、受験申請手続を全て書面で行うのか、あるいはオンライン申請を利用するかによって変わってきます。

SORA
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この記事がおすすめの人!
・衛生管理者試験の受験を予定している人
・学習方法を独学か講座受講で悩まれている人
・衛生管理者免許を取得するまでに掛かる費用が気になる人
・免許を取得するまでにかかるコストを抑えたい人

それでは早速、衛生管理者免許を取得するまでに掛かるコストについて詳しく確認していきましょう。

学習に要するコスト

学習に要するコストは、独学で学習を進めるのか、あるいは講座を受講し学習を進めるかによって大きく異なります。

独学に要するコスト

独学にかかるコストは主に参考書や問題集の購入に関するものです。

そして、衛生管理者の試験に関する書籍には、主に解説だけの単品の参考書と問題だけ集めた単品の問題集、そしてテキストと問題集が1つにまとまったタイプの3種類あります。

以下の表はこの3種類の販売価格帯をまとめたものです。

第一種衛生管理者 ※1第二種衛生管理者 ※2
参考書 単品1,650~4,620円1,650円
問題集 単品1,540~3,520円1,210~2,860円
テキストと問題集が1冊にまとまっているタイプ
(オールインワンタイプ)
1,650~2,640円1,540円
※ 対象は、令和6年版(2024年度版)の出版物です。
※ 価格は、税込みです。
※ 価格は、2024年9月時点の調べによるものです。
※1 第一種衛生管理者のカテゴリーの出版物には、第一種衛生管理者免許試験と第二種衛生管理者免許試験の両方に対応するものを含みます。
※2 第二種衛生管理者のカテゴリーの出版物は、第二種衛生管理者免許試験専用で出版されているもののみを対象としています。

そして、仮に参考書と問題集をそれぞれ1冊づつ購入した場合、第一種衛生管理者の場合で約8,000円強ぐらいまで、第二種衛生管理者で約5,000円弱ぐらいまでの予算になります。

なお、上記の予算は価格帯上限を合計しただけですので、仮にメジャーな出版社に落ち着くようでしたら、同じく参考書と問題集の組合せで、第一種衛生管理者が約4,000円強ぐらいまで、第二種衛生管理者で約3,000円強ぐらいまでの予算に落ち着くと思います。

また、書籍の中にはテキストと問題集が1冊にまとまったオールインワンタイプもありますので、その場合、1冊だけの購入になるためさらに金額は下がります。

SORA
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資格の学習にありがちなことですが、いくつもの参考書や問題集を買ったり、必要の無いボリュームの参考書を購入したりすることがありますが、衛生管理者の試験の場合、参考書は自分に合うものを1冊購入するだけで十分だと思います。
特に、予算を抑えたい人の場合はテキストと問題集が一つになっているタイプでも問題はないと思います。
私の場合このような書籍をオールインワンタイプと呼んでいますが、このような参考書の場合、合格に必要な情報に絞っているため、逆を言えば書かれていることは全て覚えるぐらいのことは必要になります。


こちらの記事では、第一種衛生管理者の試験学習におすすめの3冊について詳しく解説しています。
参考書選びの参考にご覧ください。


なお、第二種衛生管理者の参考書については、第一種衛生管理者に比べて種類が少なく、また、参考書によっては第一種衛生管理者の参考書が第二種衛生管理者の参考書を兼ねているものが多くあります。

これは、第一種衛生管理者の試験が第二種衛生管理者の試験の範囲を含んでいることと、第一種衛生管理者の試験の受験者数が第二種衛生管理者の試験の受験者数の約2倍と多いことに理由があると考えられます。


衛生管理者免許試験の受験者数などの情報はこちらの記事で詳しく解説しています。


通信講座の受講に要するコスト

通信講座の価格は、第一種衛生管理者の場合19,250円~82,800円の価格帯で、約3万円前後の講座が多いようです。

また、第二種衛生管理者の場合は14,850円~82,800円の価格帯で、2万円前後から3万円弱までの講座が見受けられます。

※価格は、税込みです。

第一種衛生管理者第二種衛生管理者
19,250~82,800円14,850~82,800円
※ 価格は、税込みです。
※ 価格は、2024年9月時点の調べによるものです。

※一部、月額で支払う講座がありますが、比較が難しいので上記の価格帯には含めておりません。

なお、通信講座の種類には、CDで講義を聞く講座やテキストだけで学習を進める講座、映像だけで学習を進める講座、テキストとあわせてWebやDVDの動画を視聴して学習を進める講座があり、受講方法が異なります。
また通信講座によっては、受講方法の違い以外にも学習内容やサポート体制などにも各社違いがあります。


受講する際は、これらの特徴に注意して自分に合った通信講座を選ぶようにしましょう。


以下の記事では、おすすめの通信講座を3つ、それぞれの特長を詳しく解説しています。
通信講座選びの参考にご覧ください。



手続に要するコスト

免許を取得するまでの手続には、受験申請の際の手続と、試験に合格した後の免許の申請手続があります。

受験の申請に要するコスト

受験を申請する方法には2通りあり、全て書面で手続を進める方法とオンラインで申請する方法があります。

そして、手続きに掛かる費用はこの2通りの方法で異なります。

以下の表は、受験の申請にかかるコストをシミュレーションしたものです。

書面申請オンライン申請
①受験申請書の取寄せに必要な費用
※取寄せる部数が1部の場合
返信用の封筒と必要部数、連絡先を記載したメモを送るための郵便料金
※定形外50g以内の想定
140円0円
返信用の封筒に貼る切手代270円0円
②申請手続に必要な費用試験手数料8,800円8,800円
証明写真代約200~1,000円
※コンビニ~証明写真機での撮影を想定
0円
※スマートフォンで撮影した場合を想定
卒業証明書代 ※1~1,000円~1,000円
書類送付代 ※2
(簡易書留)
490円490円
合計~約11,700円~約10,290円
※1 卒業した学校の卒業証明書の発行に伴う手数料、送付料その他諸々の費用で、私SORAが調べた範囲のもので、学校によって異なります。 卒業証書の写し(コピー)を使用する場合は費用は掛かりません(0円)
※2 書面申請の場合、受験申請書等一式全てを送るための郵便料金
  オンライン申請の場合、事業者証明書と学歴を証明する書類(卒業証書の写しまたは卒業証明書)を送るための郵便料金

参照:公益財団法人 安全衛生技術試験協会ホームページ(受験申請書の請求)

書面申請とオンライン申請では、約1,410円ほどの差額がありますが、これは受験申請書の取寄せに掛かる郵便料金と証明写真代の差です。

こちらの記事では、オンライン申請について詳しく解説しています。
参考にご覧ください。


免許の申請に要するコスト

次に、衛生管理者免許試験の合格後に免許を申請する際にかかる費用です。

免許の申請についても書面による申請に加えてWeb申請(電子申請)が可能です。

ただし、免許証の電子申請は、公益財団法人 安全衛生技術試験協会のオンライン申請システムではなく、e-Gov(電子政府の総合窓口)電子申請システムを利用して行います。

また、写真や添付書類については郵送での提出になります。

以下の表は、免許の申請にかかるコストをシミュレーションしたものです。

書面申請電子申請
証明写真代※200~1,000円200~1,000円
手数料1,500円※印紙代1,450円
免許証を送ってもらうための封筒に貼る切手代460円460円
書類送付代
(簡易書留)
※定形外50g以内の想定
490円490円
合計~約3,450円~約3,400円
※ コンビニ~証明写真機での撮影を想定
※ 受験申請の際の写真が使えれば0円
SORA
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電子申請の場合でも一部書類を郵送する手間はかかりますが、申請がWebでできる点は便利です。
ただ、費用面ではあまり違いはありません。


まとめ

今回の記事では、「衛生管理者試験の学習から免許を取得するまでにかかるコスト」について解説しました。

ポイントのまとめは次の通りです。

まとめ
✔学習に要する費用(独学の場合)
独学に参考書と問題集を購入した場合のコスト
参考書(単品):第一種 1,650~4,620円、第二種 1,650円
問題集(単品):第一種 1,540~3,520円、第二種 1,210~2,860円
テキストと問題集が1冊にまとまったオールインワンタイプ:第一種 1,650~2,640円、第二種 1,540円

※ 対象は、令和6年版(2024年度版)の出版物です。
※ 価格は、あくまで筆者(SORA)が調査した範囲の情報です。
※ 価格は、税込みです。
※ 価格は、2024年9月時点の調べによるものです。
※1 第一種衛生管理者のカテゴリーの出版物には、第二種衛生管理者免許試験と第二種衛生管理者免許試験の両方に対応するものを含みます。
※2 第二種衛生管理者のカテゴリーの出版物は、第二種衛生管理者免許試験専用で出版されているもののみを対象としています。
✔学習に要する費用(通信講座受講の場合)
第一種衛生管理者:19,250円~82,800円で、約3万円前後の講座が多い。
第二種衛生管理者:14,850円~82,800円で、2万円前後から3万円弱までの講座が多い。

※ 価格は、あくまで筆者(SORA)が調査した範囲の情報です。
※ 価格は、税込みです。
※ 価格は、2024年9月時点の調べによるものです。
※一部、月額で支払う講座がありますが、比較が難しいので上記の価格帯には含めておりません。
✔受験申請に要する費用
全て書面で申請する場合※1:~約11,700円
オンライで申請する場合※2:~約10,290円

※1 証明写真はコンビニまたは証明写真機での撮影を想定
※2 証明写真はスマートフォンでの撮影を想定
✔免許申請に要する費用
書面での申請、電子申請と、いずれの場合も金額にそれほど差はなく、証明写真代、手数料、郵便料金で、~約3,450円

※証明写真はコンビニや証明写真機での撮影を想定
 受験申請の際の照明写真が使えれば0円

以上、「衛生管理者試験の学習から免許を取得するまでにかかるコスト」についての解説でした。

実際に掛かるコストは、皆さんの学習スタイルなどによって独学なのか通信講座の受講なのかによって大きく異なります。

そして、手続に要するコストに関しては、オンライ申請の方に分があります。

現状、衛生管理者免許試験のオンライン申請については、まだ一部の手続に郵送対応が必要ですが、受験申請書の取寄せが不要など明らかにメリットが多いので今までのような全て書面申請の場合よりとても便利です。

受験をする場合は、ぜひオンライン申請をご活用ください。

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この度は、当記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

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