PR

【要確認】衛生管理者になるまでの「流れ」! 衛生管理者になるまでのステップ、手続等について解説します。

衛生管理者になるまでの”流れ” 衛生管理者試験・免許
記事内に広告が含まれています。

こんにちは、SORAです!

皆さん、衛生管理者になるまでの「流れ」をご存知でしょうか?

衛生管理者になるまでには、いくつかのステップや手続があります。

まず、衛生管理者になるには「資格」が必要で、通常、第一種衛生管理者免許か第二種衛生管理者免許を取得することが一般的です。そして、これらの免許の取得にはそれぞれ試験に合格する必要があります。

この記事がおすすめの人!
・衛生管理者なることができる「資格」を知りたい人
・衛生管理者になるまでの「流れ」を知りたい人


それでは衛生管理者になるまでについて詳しく見ていきましょう。

衛生管理者になることができる資格とその違い

衛生管理者になることができる資格はいくつかあります。

皆さんがよくご存じの医師や歯科医師も衛生管理者になることができる資格には含まれますが、通常、衛生管理者になる場合は、「衛生管理者免許」を取得することが一般的です。

そして、衛生管理者免許には第一種衛生管理者免許第二種衛生管理者免許があります。

その違いは、衛生管理者として従事できる業種で、第二種衛生管理者免許には業種の制限がありますが、第一種衛生管理者免許には業種の制限がありません。

詳しくは以下の分類になりますが、余裕があるようでしたら第一種衛生管理者免許を取得することをおすすめします。
また、現時点で皆さんにとって第二種衛生管理者免許が不要だとしても将来転職等で役立つ場面が出てくる可能性もあります。

衛生管理者免許には、この2つの免許以外に衛生工学衛生管理者免許もありますが、この記事では第一種衛生管理者免許と第二種衛生管理者免許についてご説明します。

免許の種類業 種
第一種衛生管理者免許農林畜水産業、鉱業、建設業、製造業(物の加工業を含む)、電気業、ガス業、水道業、熱供給業、運送業、自動車整備業、機械修理業、医療業及び清掃業
第一種衛生管理者免許
及び
第二種衛生管理者免許
上記以外の業種
(例)情報通信業、金融業、保険業、卸売業などのいわゆる事務仕事が中心の業種
※上記の免許以外に衛生管理者に就ける資格はありますが、ここでは省略しています。

なお、第一種衛生管理者免許が上位の資格ということは当然第一種衛生管理者免許の難易度が上ということになりますので、学習範囲や勉強時間が増えることはご理解ください。

それでも第一種衛生管理者免許試験自体、他の公的資格に比べても難易度は高くは無いので、チャレンジすることも良い選択です。

衛生管理者免許取得までの「流れ」

ここからは、衛生管理者免許を取得するまでの大まかな「流れ」をご説明します。

受験する試験の選択(第一種衛生管理者免許試験or第二種衛生管理者免許)

試験には、第一種衛生管理者免許試験と第二種衛生管理者免許試験があり、皆さんはそのいずれかの受験を選択します。

どちらを選ぶかは、どの業種の衛生管理者を目指すかによって基本分かれます。
詳細は前のセクションでご説明した通りですので再度確認をしてみてください。

一方で、第一種衛生管理者免許が全ての業種をカバーしていることを理由に第一種衛生管理者免許の一択というのも”アリ”です。
ただ、その分いくらか難易度が上がり学習範囲も広くなりますので、あらかじめその点を考慮する必要はあります。

恐らくは多くの方が仕事と学習の両立になると思いますので、現状どれだけ学習に時間を割り当てることができるかなどを検討してみてください。

もし、その辺りに自信が無い場合には、最初は第二種衛生管理者免許を取得し、次に第一種衛生管理者免許にステップアップするというのも1つの方法です。
(ちなみにこのステップアップの際受験する試験を、「特例第一種衛生管理者免許試験」と言います。)

と言っても、第一種衛生管理者免許試験自体、他の国家資格に比べてもそう難しい試験では無いと思いますので、最初から第一種衛生管理者免許試験を受験することも良いと思います。

いずれにしてもご自身の目標や仕事の状況、試験の難易度など踏まえて、どちらを受験するかを検討することは重要です。

衛生管理者免許試験の難易度などについては、以下の記事を参照ください。


受験申請書の入手

受験申請書は、各地の安全衛生技術センターなどで配布されています。
また、衛生管理者免許試験は年に複数回行われていますので、申請書は1年を通して入手が可能です。

申請書は、郵送で取寄せするかあるいは各センターなどの窓口で直接入手しましょう。

【郵送での請求の場合】
以下の2点を同封し、公益財団法人 安全衛生技術試験協会または受験を希望する各安全衛生技術センターのいずれかに郵送で請求するようになっています。
・「衛生管理者 免許試験受験申請書 〇部」と明記したメモ書 ※〇には必要部数を記入
・返信用郵送料金分の切手を貼った「宛先を明記した返信用封筒(角型2号封筒 縦34㎝×横24㎝)」

《切手代(郵送料)》
1部:270円、2部:320円、3~4部:510円、5~9部:750円
※10部以上の請求の場合は、「請求する各センター又は協会本部へお問い合わせください。」となっています。
※上記、切手代は2024年10月1日以降の金額です。

【各センターなどの窓口での直接入手する場合】
公益財団法人 安全衛生技術試験協会、各安全衛生技術センター及び各地の各種団体で無料で配布されています。
※「各種団体」については、公益財団法人 安全衛生技術試験協会のホームページからご確認ください。

出典:公益財団法人 安全衛生技術試験協会ホームページ(受験申請書の請求)

ちなみに、受験申請は、「オンライン+郵送」でも手続ができます。
ただし、「+郵送」という点がポイントで、オンラインでは全ての手続は完結せず、別途一部の提出書類を郵送する必要があります。

衛生管理者免許試験のオンライン申請(web申請)については、以下の記事を参照ください。


試験を「いつ」、「どこ」で受けるかの決定

衛生管理者の試験には後述の「出張特別試験」もありますが、基本全国7ヶ所(東京試験場を含めると8ヶ所)の会場で実施されています。

試験の日程、実施回数は、受験会場によって異なり多い会場で月7~10回、少ない会場の場合月1~2回の開催です。
具体的には、公益財団法人 安全衛生技術試験協会のホームページで「試験日程」と「受付状況」を確認できるので、ご自身の予定、学習計画に合わせて決めましょう。

なお、衛生管理者免許試験の会場は各地方でほぼ1ヶ所しか無いという事情もあって、「出張特別試験」も開催されています。
こちらも各センターのホームページで確認ができます。
ただし注意もあって、出張特別試験は前述の各センターなどで実施される試験とは違って、受験申請書の「受付期間」、「提出先」等が異なります。

出張特別試験以外の通常の衛生管理者免許試験の開催日程については、以下の記事を参照ください。


受験申請書などの書類の作成

申請に必要な書類を作成、準備します。

受験申請書の他にも必要な書類があるので、まず最初は何が必要かを確認し、余裕を持って準備をしましよう。

【必要書類】
・受験申請書
・証明写真1枚(30㎜×40㎜) ※ちなみに、合格後、免許証の発行申請する際にも1枚必要になります。
・試験手数料(8,800円)
・本人確認書類:運転免許証等の写し(コピー)
・受験資格の証明に必要な書類①:大学、高等学校等の卒業証明書または卒業証書の写し(コピー)など
・受験資格の証明に必要な書類②:事業者証明書 ※実務経験を証明するものです。

受験の申込み

申請の受付は、第1受験希望日の2ヶ月前から14日前(消印有効)の間に行われます。
(ちなみに、直接センター窓口に持参する場合の締切はセンターの休日を除く2日前までです。)

なお、受付け期間中でも定員に達してしまうと第1希望日では受験できなくなりますので、早めに申請書類を準備し、受験予定のセンター等に送付するようにしましょう。

また、受験の申込み状況は各センターのホームページで随時確認ができます。

受験票の到着、確認

受験申請書が問題無く受付けられるとしばらくして受験票が届きます。

受験票が届きましたら、氏名など記載事項に不備が無いかも確認するようにしましょう。

もし、受験申請後10日を過ぎても受験票が届かない場合は、申請先に連絡するようにしましょう。

受験(試験当日)

試験会場は、初めて行く場合や遠方の場合もあると思いますので、当日は遅刻や到着がギリギリにならないように余裕を持って出掛けるようにしましょう。

私自身は「近畿安全衛生技術センター」で受験をしましたが、行ってみると分かりますが自然豊かな場所にあります。(実際、加古川沿いにあります。)

ちなみに、所要時間も大阪から公共交通機関で約2時間、最寄りの加古川駅からバスでの移動(しかも当日は満員)でした。


合格発表

試験の結果は郵送で届きます。

もし、早く結果を知りたい場合には各センターのホームページで確認をしましょう。合格者の受験番号が掲載されます。

なお、合格者には発表日後に郵送で「免許試験合格通知書(はがき)」が届きますが、合格通知書は免許の申請の際必要になりますので無くさないよう大切に保管しましょう。

一方、不合格者の方には「免許試験結果通知書」が送付されます。
免許試験結果通知書(または受験票)は、再受験の申請に必要な受験資格、科目免除、本人確認証明書の添付を省略できるので、こちらも無くさないようにしましょう。

衛生管理者免許の申請

衛生管理者免許を取得するには、試験に合格した後に免許の申請をする必要があります。

申請書類は、受験会場で配布されていますので、忘れず持ち帰るようにしましょう。


まとめ

今回の記事では、衛生管理者になるまでの「流れ」をご説明しました。

今回のポイントをまとめると次の通りです。

ま と め
✔衛生管理者になるには「資格」が必要で、通常第一種衛生管理者免許あるいは第二種衛生管理者免許を取得することが一般的
✔衛生管理者免許を取得するまでの大まかな「流れ
↓受験する試験の選択(第一種衛生管理者免許or第二種衛生管理者免許)
↓受験申請書の入手
↓試験を”いつ”、”どこ”で受けるかの決定
↓受験申請書などの書類の作成
↓受験の申込み
↓受験票の到着、確認
↓受験(試験当日)
↓合格発表
↓免許の申請

皆さんいかがでしたか?

衛生管理者になるために必要な「資格」と、衛生管理者になるまでの手続などの「流れ」はご理解頂けましたでしょうか。

このサイトでは、資格の情報や試験合格のためのお役立ち情報を発信していきます。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。


こちらの記事ではおすすめの参考書を紹介しています。

タイトルとURLをコピーしました